犬種による食べられるもの、食べられないものの違い
2015/03/09
「犬も食わないケンカ」という言葉もあるほど犬という動物はなんでも食べる動物だと思われていた過去はありますが、現代ではさすがにそこまで極端な考えを抱いている人は少ないと思います。
大切な家族だからこそ、しっかりと体調管理や、気を付けたいコトは知っておきたいものです。犬種や個体によってかなり胃腸が丈夫な子もいれば、繊細な消化器官しか持たない子もいるものでしてそれぞれに応じた食事というものを合わせてあげたいものです。
犬種によっては気を付けなければならない
私は、小型犬のパグとペキニーズを飼っているのですが、両方中国を起源とする鼻ペチャブサカワ系の犬でありまして先住犬のパグと同じ感覚で食事を与えていて、ペキニーズに消化不良や下痢を起こさせてしまった経験があります。
どういうことかと言いますと、主にキャベツや白菜の芯に、ニンジンや大根のヘタや皮などの野菜クズをおやつとしてパグに与えていたのですね。
市販のわんこ用おやつをあげるくらいならそのくらいの方がまだ健康に良いです……が、柴犬並の頑強な骨格や胃腸を持つと言われているパグと中国四千年の歴史でお座敷犬として愛玩され続けていたペキニーズとでは当然差異があるわけでして、ペキニーズに野菜クズなどをあげる際には長時間水煮にして原型を失うくらいまでクタクタに煮込むことで与えています。
飼い犬を知ることが一番大事
犬という生き物は犬種によって特徴に大きな差異があり、それに合わせて食事を考えてあげる必要があります。
その中で概ね指針となるのは、もちろん先人の知恵を借りられるこういったネット上の記事ではありますが、同時にその原因はなぜなのかということを知っておくことで未然にミスを防げることもあります。
犬種誕生の歴史や、その個体の産まれた血統などから、上手な食事配慮をしてあげたいものですね。